家族のためのメモリアル写真雑貨アドバイザーべら美のブログ・静岡県伊豆の国市

ペーパークラフトを楽しみながら写真整理できる「メモリアル写真雑貨」講師のブログ。静岡県伊豆の国市

10年前を思い出す

2006年8月。たしか2日の事だったと思う。


その日、主治医から寛快の告知があり、3年余りの通院が終了した。


通い慣れたクリニックを
何とも言えない気持ちで後にした。


喜びはもちろん
でもそれだけではなくて
もう通わなくていい解放感
本当に通院なしで大丈夫だろうかという不安
もう二度と戻ってこないという決意めいたもの
色々なものがごちゃ混ぜになっていた。

 

 


通っていたのは、精神科。

 

 


うつ病と診断されたのが、2003年の5月末。
仕事の繁忙期が終わるのを待って病院に行ったあたりが
いかにも当時の私らしい。
そこからの経過は以下の通り

 


通院…3年余り(途中で1回転院)
投薬…2年半
ODで緊急搬送…1回
その他自殺未遂…ちょいちょい

 


今まで当たり前にできていた事が次々とできなくなっていって
2度と普通の暮らしはできないと思っていた。


朝起きられない
掃除ができない
料理ができない
運転ができない
買い物ができない
人に会えない
外出できない
夜寝られない


「廃人」ってこういう事を言うんだな、と
布団の中でぼんやりと考えた。

 

 

それでも
浮いたり沈んだりを繰り返しながら
じりじりと這い上がって
少しずつできる事も増えていって
迎えたのが10年前の今日。

 

 

毎年この日が来ると
クリニックから出た時に見た
西に傾き始めた夏の日差しと
喜びと不安がごちゃ混ぜになってざわついた気持ちを思い出す。

 

 

 

10年経ったんだなぁ

早かったなぁ

 

 

 

過ぎてみると

病んでた3年よりその後の10年の方がよっぽどもハードで

それこそ幾度となく折れそうになったけど

 

でも再発もせず、折れもせず、私は今ここにいる。

 

 

当時の私に伝えられるなら

”意外と大丈夫だから、まあ心配すんな”と声をかけたい。